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「To Doリスト」ではない「Do Notリスト」のススメ

「To Doリスト」を作ったことのある人は、自身の生産性を高めたいと思っているはずだ。しかし、リストが思ったように機能しない、という経験をもつ人もいるかもしれない。

この記事ではそんな人に試してほしいもう一つのリスト、「Do Notリスト」を紹介する。

「Do Notリスト」とは

Do Notリスト文字通り、「一日の中で行ってはいけない行動のリスト」だ。

生活していると、「やらなくては」と思えるものが際限なくあらわれる。掃除、洗濯、勉強、犬の散歩・・・そういった山積みのタスクは、意識せずとも私たちに心的な負担を与え続ける。

そのような心的負担は心に毒だ。だから、あらかじめ取り除いてしまおう。Do Notリストはこういったとても単純な動機から生まれた。

そして、やらないことを決めておくのは、やるべきことをこなすのにも役に立つ。つまり、邪魔になりそうな行動をあらかじめ禁止しておくのだ。

軽やかに生きる

あえて行動を禁止することのメリットは、「心に余裕を持つことができる」点だ。

やろうと思えば、私たちの生きる時間はすべて「何かをするための時間」にすることができる。起きている間のすべての時間をだ。眠っているとき以外は、目覚めた直後から眠りに落ちるその時まで、「まだあれをやってない」「起きたらこれをやらなければ」と心に余暇を与えないことができる。

しかし、朝起きて何よりも先に「やらないこと」を決めてしまえば、「まだあれをやっていない」と悩むことはない。終わっていないのに休んでいいのか、という罪悪感ともおさらばだ。

心の余裕はすべての人にとって大切だ。しかし、多くの人はそれをもつことができていない。その原因は、その人たちが余裕を作る努力をしていないというだけのことなのだ。

あなたは、心の余裕が欲しいと思うだろうか。もしそう思うのならば、少し動けばそれは実現するということを知るべきだ。

やらないことを決めておけば、その日にすべきことはTo Doリストの中にしかない。それ以外は何にもする必要がない。そう考えれば、一日がとても軽く感じられはしないだろうか。

リストの作り方

作り方というほどのことではないが、簡単に説明しておく。

作るタイミングは夜に寝る直前か朝起きた直後で、これは自分の生活にあわせて選ぶ。朝は忙しいというのなら前夜に書けばいいし、そうでないなら朝書けばいい。

次はやらないことを書き出す。「今日は」やらない、ということでもいい。今日は可燃ごみを出さない、今日は食料品の買い出しに行かない、など。

特に書き出した方がいいのは、自分の時間を無駄にしていることだろう。何となくテレビをつけてチャンネルを変え続けたり、いつまでもツイッターを眺め続けたり、というようなことだ。それほど楽しくないにも関わらず、いつのまにか時間を食っているような行動は減らすべきだ。

後日に後回しすると決めていることも、ここで書き出しておこう。紙の上で「やらない!」と宣言しておくと、ただ頭の中でやらないと決めておくよりもすっきりする。