Complex⇒Simple

You can see the world simply if you learn.

「努力が苦手」について「努力とは何か」から考える

「努力が苦手だ」と常々思っているあなた(違ったら失礼)は、「努力」とは何のことで、「努力が苦手」とはどのような状態であるのか考えたことがあるだろうか。

私も努力することは苦手だ。何事も続かず、というか目標を決めても行動を始めない。最近はブログの執筆を続けられるようになってきたが、実は1記事目を投稿するのに5か月かかっている。

しかし、苦手だからといって努力しないわけにはいかない。私にはやりたいことがあるのだから。

この記事では、タイトルの通り「努力とは何か」ということから考え始め、次に「努力が苦手とはどのような状態か」、そしてそれはどのように改善できるだろうか、ということについて書いていく。参考までに。

まず、「努力」とはなにか

「努力が苦手だ」という前に、まず「何」が苦手なのか、すなわち「努力とは何か」をはっきりさせておきたい。

人は何かを成し遂げようとする際、「目標」を設定する。目標とは、「目的」を果たす過程を分割し、達成率を高めるために設定するいくつかのチェックポイントである。こまめに「達成感」を補充することで挫折を防ぐのが目的だ。

たとえば、フルマラソンを走る際、ただゴールだけを目指して走るのは辛いものがある。というのも、いつになったらゴールが見えてくるのかわからない中で苦しみながらも走り続けなければならないからだ。その時、自分を励ましてくれるものは何もない。

そこで、走者は「次の電柱まで頑張って走ろう」と短い目標を設定し、その達成を目指す。そして電柱を通り過ぎると、小さな達成感とともに「あの電柱まで」と再度目標を定める。これを繰り返しているうちに、いつのまにかゴールの手前まで来ている。このように目的達成までの道中をなんとか走り続けるためのテクニックが目標の設定だ。

努力とは、ある特定の目標を定めて、その達成に向けて行動を続けることである。努力するには特定の目標が必要だ。それがなければ、そもそも行動が決まらない。そして、その行動は続けられなければならない。瞬間的な行動は努力ではない。気ままにやりたい時にやるというのは努力ではない。

そこで、「努力が苦手」ということの原因は次の2つが考えられる。「目標の設定が出来ない」ということと、「行動を続けられない」ということだ。

目標が設定できないのは「知識と経験の不足」から

目標が設定できないのはなぜだろう。おそらくだが、これが苦手な人のほとんどは単なる経験と知識不足なのではないだろうか。

ここで言う経験と知識はおおよそセットだ。経験のために知識を求め、知識のために経験を求める。学んだことをもとに実践し、実践から様々なことを学ぶ。

目標の設定が苦手なあなたに今すぐできることは2つ。検索することとできる範囲で目標を設定し、それに向かって行動してみることだ。

目標の立て方の方針はネットで探せば出てくるし、とりあえずはそれを軸に据えてみればよい。そうして立てた目標に向かって行動してみれば、その目標の良し悪しが少しは見えるはずだ。その目標は現実的なものか、もっと具体的にするべきではないか、といったことが、実践を通じて見えてくる。

行動を続けられない2つの原因

また、行動を続けられない原因は2つ考えられる。「続けること・計画的に行動することが苦手」か、もしくは「目標が高すぎる」かだ。

「続けること・計画的に行動することが苦手」な人は、これは生きているうちに身につけられた習慣によるところが大きいので正直改善が難しい。だが、できることがないわけではない。これも2つ挙げる。

まず、目標を複数、3~5ほど立てる。そして、それを達成するための行動案もたくさん作る。あとは気分でその中から実行する。この方法はプロジェクトの「進んでいる感」がかなり弱くなってしまい諸刃の剣である。それぞれの行動は実行しやすくなるかもしれないが、目的達成まで続けにくいだろう。

もう1つは、「それ以外をやめる」という選択だ。目標達成のために行動する以外は何もしないと決めつける。行動するのが嫌なら何もしない、空でも眺める。テレビやネットは絶対に触れない。

これは実体験だが、自分の行動の選択肢を減らすのはいくらか効果があった。暇すぎて「どうせ何もしないなら行動しよう」という気になりやすくなるし、おまけに生活習慣がシンプルになった。私にとっては効果があった、というだけなので、万人に保証はできないのだが。

「目標が高すぎる」ということについて考えよう。なぜ、自分は達成できないほど高い目標を設定してしまったのだろうか?

1つは先ほども言ったように、経験と知識の不足だ。これから学び、実践する中で現実的な目標に作り変えていけばよい。

もう1つは、これは結構厄介な問題なのだが、「見栄」だ。低い目標、誰にでもできるような目標を立てるのがシャクに障るのである。そのような人に与える良いアドバイスは残念ながら持ち合わせていないのだが、一応1つ挙げておくと、その見栄は使いどころを間違っていて、あなたの人生を不幸にするだけのものだ。見栄はうまく使えば行動するための動力源になりうるが、行動を阻害してしまうようならそんなもの早めに捨ててしまった方がいい。

まとめ

以上をまとめると、努力が苦手だという人が努力をするためにできることは次の通り。

  • 目標の定め方を学び、実践してみる。実践の過程で学びがあれば、それをもとに目標を立て直す。
  • 行動を続けるためには、計画性を感じさせないような行動案を立てるか、目標のため以外の行動を減らす。目標が高すぎることが原因なら、立てた目標をより達成しやすいものに作り直す。

努力はいつでも始めることができる。やろうと思った時が始め時、という言葉はだいたいあっている。