Complex⇒Simple

You can see the world simply if you learn.

科学的に検証されたクリックされる記事タイトルの書き方

記事が生むべき「成果」とは、それが最後まで読まれること、そして商品が売れることである。あなたの記事はそれができているだろうか。

特にビジネスのために記事を書いている人にとってはこの問題は重大だ。それによって、自分の収入が決まってくるのだから。

この記事ではタイトルの基本テクニックを5つと、これだけは満たさなくてはならない最重要ポイントを1つ紹介している。

効果的なタイトル5つの特徴

読者の反応を得ることができるタイトルには共通点がある。良いタイトルは次の5つのうち少なくとも1つを満たし、時には2つ以上を組み合わせて使っている。

読むことが得になる

どうして読者は記事のタイトルをクリックするのか。それは、「この記事は自分の利益になりそうだ」と思えるからだ。

特に商品を買ってくれる読者というのは、それぞれ独自のニーズをもっている。記事のタイトルを通じて、この記事にはあなたの得になる情報が含まれていますよ」とはっきり呼びかけることがクリックされるための主要テクニックだ。

目新しいもの

読者は「新しいもの」によく反応する。その記事で紹介されている商品を買うつもりがなくとも、「新しい」というだけで「ちょっと見てみよう」という気になる。

具体的には、新製品の紹介や、元々あった製品の新しい使い方、根深い常識に対する新しい味方なんかがそうだ。

好奇心を刺激する

何の役に立たなそうでも、人は自分の興味を満たすために記事を読む。科学系の記事はその傾向が強い。空間に穴が開いているように見える塗料とか、身近にあるのに超危険な化学物質とか、多くの人はざっと読むだけでもするだろう。

ただし、好奇心を刺激する要素をタイトルに盛り込むこのテクニックは、好奇心を刺激するだけに終わってしまうとあまり効果が得られない。したがって、「好奇心+他の要素」という形で組み合わせて使う必要がある。

言い方を変えれば、他のテクニックの効果を強くするためのテクニック、と言えるかもしれない。

手っ取り早く簡単な方法

「~する方法」というタイトルは比較的反応が取れる型だが、「手っ取り早く簡単」な方法であることをアピールすることでそれはさらに強力なタイトルになりうる。大した労力が必要ないだろうという期待とともに、読者は記事へのリンクをクリックする。

また、このテクニックは多くのベストセラー本のタイトルにも現れている。『世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく』や『寝ながら稼ぐ121の方法』がそうだ。一見安直に見えるこのテクニックだが、どうしたって魅力的なのだ。

信頼できそうである

信頼性もクリックされるタイトルには重要な要素だ。もっと言えば、「具体的な数字」が必要だ。

このテクニックはネット上にもすでに多く存在している。「記事 タイトル つけ方」などで検索すれば、必ずこのテクニックが紹介される記事を見つけられるはずだ。それだけ多くの人に効果を認められたテクニックなのだ。

最低限タイトルに盛り込まないといけないポイント

タイトルが効果的であるためには、先ほどのテクニック以前にある重要な点を意識してそれを決めなくてはならない。すなわち、「読者への訴求ポイントがタイトルに入っていること」だ。どんなにかっこいい、気の利いた、頭の良さそうなタイトルでも、そのこと自体は成果につながりにくい。「どう言うか」よりも「何を言うか」のほうが何倍も大切なのだ。

「訴求ポイント」というのは、いわゆる「売り文句」だ。「この記事にはあなたにとってこんなメリットがある、だからあなたはこの記事を読みたくなるはずだ」というときのメリットのことだ。読まれない記事というのは、この訴求ポイントの設定がうまくいっていないことが多い。

訴求ポイントは、「なんとなくいいから」ではなくきちんと根拠のあるものを選ぼう。世の中のタイトルは、この「なんとなく」で決められてしまっているものが非常に多い。

効果的な訴求ポイントの例としては、まずお金に関すること。収入を増やすあるいは支出を減らす(=節約する)はほとんどの人が強い関心をもっている。また、健康に関する訴求も反応がいい。病気の心配や、脂肪を減らすことなどがそれにあたる。言われてみればとてもメジャーなジャンルだと思われるのではないかと思うのだが、メジャーであることはつまり「成果を生みやすいから」メジャーなのである。

訴求ポイントの根拠は、基本的に科学的な方法で得られた事実をもとにすることになる。科学的な方法とは、すなわち心理学だ。具体的な分野としては、消費者心理学や行動経済学についての本を読むといいだろう。

タイトルを決める際のヒント9つ

最後に、実際にタイトルを決めていくときに気をつける項目をヒントとしてお話する。

  1. 自分だったらなぜこの記事を読むか、その理由を考えてそれを短く表現する。
  2. 短く表現すると書いたが、無理に短くする必要はない。それよりも、言いたいことを十分に伝えるほうが大切だ。
  3. 考えないとその意味が理解できないタイトルは☓。ぱっと見で理解できないものは素通りされるだろう。
  4. 中身のないタイトルは避けねばならない。タイトルの中身とは、先ほど紹介した訴求ポイントと読まれるためのテクニックである。
  5. 最も記事を読んでもらいやすいタイトルは、読者にとってのメリットがはっきり示されているものである。
  6. 記事の中で最も重要なポイントはタイトルに入れよう。それによって、特定層の読者の心をつかみやすくなる。
  7. 「得になる」×「面白そう」はとても有用なタイトルの型である。
  8. ただの事実を伝えても、記事の内容が予想できてしまい読まれない。「どうせアフィリエイトだろ?」と思われてしまう。
  9. 記事を読んでもらいたければ、それを読むべき理由、説得力のある理由をタイトルに示さなければならない。